アリシアクリニックを体験してきました!口コミと比べて

脱毛後の運動がなぜNGなのか元看護師に聞いてみた

アリシアクリニックの医療レーザー脱毛では脱毛後に運動をすることが禁止されているのです。

脱毛と運動という一見何の関係も関係がないように思われるかもしれませんが、実は密接なつながりがあることなのです。

では、なぜ脱毛をした後に運動をしてはいけないのかというところを元看護師の方に説明していただきました。

その要点をまとめてお話ししたいと思います。

脱毛後の運動がなぜNGなのか元看護師に聞いてみた


1.運動することで起きてしまうトラブルとは?


2.なぜ痛みや腫れが起こるのか


3.なぜ化膿のトラブルが起きてしまうのか


4.まとめ


1.運動することで起きてしまうトラブルとは?


 脱毛の後に運動をしてはいけないということがなぜなのかということをお話しする前に最も大事な「どんなトラブルが起きるのか」というところをお話ししたいと思います。



運動をしてしまった後に起こり得るトラブルは実は普通に脱毛をした後に起こるトラブルと何ら変わりはありません。

ただ、その起こる確率が非常に高くなってしまうことに問題があるのです。



では具体的にはどのようなことが起こるかというと



・赤みや腫れ

脱毛のダメージがひどくなり赤みや腫れが出ます。その原因はやけどです。



・化膿

脱毛で傷ついたお肌に細菌が感染してしまうことで起こる現象です。



大きくはこのようなことが起こります。

その原因はどちらも脱毛の基本が熱処理であることにあります。毛を熱処理するということは当然それなりの熱が発生しているということです。脱毛時にダメージを与える毛根や毛母細胞も体の一部です。

そんな体の一部に対して大きなダメージを与えるためにはかなりの高熱が必要だということはお分かりいただけるかと思いますが、その熱は毛穴の中の皮膚にも当然つたわります。

その熱が火傷を引き起こしてしまうのです。



そのやけどによる腫れや赤み、さらにその傷になったところへの細菌感染が原因でトラブルが起こります。

2.なぜ痛みや腫れが起こるのか


 先ほども書いたようにトラブルの原因はほとんどの場合脱毛時のやけどが原因となります。

ですが、しっかりと決まりを守って脱毛をすればやけどはひどくなりません。

実は1時間から2時間でほぼ痛みも引いてくるものなのです。では、なぜ運動をしてしまうとトラブルに発展するのかというところですが、やけどの処置を考えてみましょう。

やけどをしたらお肌を冷やすというのは当然の行為かと思います。

お肌を冷やすというのはお肌の表面の血行を悪くすることです。



ですが、運動をしてしまうと逆に血行が良くなります。つまりやけどを温めているようなものなのです。

そのためやけどがひどくなり、腫れや赤みがひどくなる可能性が高まってしまうのです。

3.なぜ化膿のトラブルが起きてしまうのか


 やけどの傷に細菌が感染してしまうと化膿してしまうのですが、なぜそれが運動と関係するのでしょうか?

それは運動したことで出てくる汗に原因があります。



とはいっても元々汗の中に細菌が含まれているわけではありません。問題は汗に含まれる「脂」です。この脂というのは最近を吸着してしまう性質があるのです。

そのため本来はこの性質で毛穴から分泌された汗は毛穴の中に入ってきた細菌を外に洗い流すという機能なのです。

ですが、脱毛後というのはその毛穴がまずダメージを負っています。そのため毛穴の中でまず細菌が繁殖してしまう可能性があるうえ、お肌の外に出た汗はお肌表面の細菌もすべて吸着してしまいます。

その細菌を大量に含んだ汗がお肌を流れる時に傷ついたお肌に細菌を運んで侵入するお手伝いをしてしまうのです。



そのため化膿してしまうことがあるのです。

4.まとめ


 脱毛をしたお店やクリニックから全く運動をせずに家に帰り着くことなどは絶対にできません。

ですが、気を付けておくに越したことはないことなのです。

意識をしているだけでもかなりの違いが出てくると思います。脱毛をした後はなるべく歩くのもゆっくりのペースにして体に変化を与えないようにしましょう。